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13番目の街 / まだ起きていない事件

黒猫についていく

雨宮

猫が導いた扉の向こうには、もう一人の探偵がいた。

十三番の扉を開けたのは、私だった。

正確には、私と同じ顔をした人間だった。彼は濡れた封筒を持っていた。私も同じ封筒を見せた。

被害者の欄だけが違っていた。

「どちらかが嘘をついている」

彼は言った。私は首を振った。この通りでは、選ばなかったことが誰かの真実になる。

猫が私たちの間を通って、部屋の奥へ入った。鍵はまだ首輪についている。どの扉を開けるのか、私たちは一緒に確かめることにした。

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